創設者の娘 キャサリン・ミュルタレアより
ラベンダーに込めた想い

日本の皆様へ

今日は、ラベンダーとラベンダーから水蒸気蒸留法によって抽出されたエッセンシャルオイルについてお話させていただきます。なぜラベンダーかというと、YON-KAのブランドを代表する「5つの宝」とよばれる植物のうちのひとつでもあり、全製品の70%という高い割合で配合されているからです。


どのような種類のラベンダーがあるのでしょうか。

私たちが「ラベンダー」という名前で呼んでいるシソ科の香り高い植物は、全世界で30種類くらい存在します。そのうち主に3種類のラベンダーがフランスのプロヴァンス地方に生息しています。
「ラベンダー」と同じ名前で呼ばれていても、種類によって、原産地や香り、特徴、形、色などが異なります。例えば色をひとつとってみても、青紫色から、淡紫色、紅紫色、ピンクや白と多岐に渡ります。
特定の種類のラベンダーは、良い香りを放つものであっても、デコレーション用にしか使われないものもあります。その代表例が、フレンチラベンダーです。反対に、何世紀も前に発見された優れた効能によって、調香師やセラピストから厚い信頼を寄せられているラベンダーもあります。そういった優れた効能をもつラベンダーについて、皆さんにさらに詳しくお話をさせていただきたいと思います。



真正ラベンダー(Lavandula Angustifolia) 

avandula veraや lavandual officinalis (medicinal) 、 fine lavenderとしても知られています。南仏プロヴァンス地方で2,600-5,900フィート(約800m-1800m)の石灰質で乾燥した、陽の良く当たる小高い丘に生息している、最も可憐なラベンダーです。

繊細で芳しい香りを放ち、生理学的にも高い効能を持ち合わせるため、最もニーズが高い種類で、YON-KAでも採用しています。この種類は、数あるラベンダーの中でも最も高価なものです。というのも、500-850mlのエッセンシャルオイルを抽出するためには、100kgもの花を必要とするほど低収率で希少性が高いためです。エッセンシャルオイル中には、250ほどの分子を含み、リナロールと酢酸リナリルが大部分を構成しています。

真正ラベンダーは害がないことも有名ですが、数え切れないほどの効能を持っています。おだやかな癒しをもたらすと同時に、筋肉の緊張を緩和してリラックスを促し、抗炎症作用や防腐作用にも優れ、心へも働きかけるなど、その効能をあげればきりがありません。
眠る前に数滴のラベンダーエッセンシャルオイルを枕に垂らせば、とても質の良い睡眠を得られることでしょう。クローゼットに少し香りを入れると、洋服に気持ちの良い香り付けをしてくれるだけでなく、防虫効果も期待できます。

それでは、他の種類のラベンダーについても見てみましょう。



スパイクラベンダー(Aspic lavender or lavandula latifolia spica)

1,600 – 2,600 フィート(約490-800m)の土地に生息し、aspicという言葉は、まむしに噛まれた傷を治癒するために使われていたことから、まむしの名前に由来しています。70種類ほどの分子で構成され、リナロールとシネオール、カンファーといった成分を含んでいます。とても優秀な殺菌、防腐、鎮痛、ヒーリングの効果があります。



なぜ、最小限のリスクではなく、最大限の安全性ついて話すのですか?

それは地球上にあるすべての物質が、肌に対してアレルギーや炎症を引き起こす可能性があるからです。しかし、もし私たちが、事前に必要な細心の注意を払っておけば、アレルギーを引き起こす危険を避けることができ、結果的に、エッセンシャルオイルの素晴らしい作用と香りだけを留めて製品作りに生かすことが出来ます。



ラヴァンディン(Lavandula Burnatii)

ラヴァンディンは真正ラベンダーとスパイクラベンダーが蜂の媒介で自然に交配した混合種です。3,300フィート(約1,000m)の高地でも生息でき、今日では、この種が最も多く栽培されるようになり、プロヴァンス産の第3番目の種類として知られています。1ヘクタールの土地に植えられた真正ラベンダーからは、15kgのエッセンシャルオイルしか抽出できないのに対し、ラヴァンディンから採れるエッセンシャルオイルは約100kgにもおよびます。芳香成分は、真正ラベンダーに含まれるものと似ていますが、ラヴァンディンの香りは繊細な複雑さに欠け、含有量も少ないため、真正ラベンダーとは別物と認識して扱うことが大切です。アロマセラピストたちは、香りによるリラクシング効果や防腐効果の高さを好んで使用しています。



フレンチラベンダー(lavandula stoechas)

石灰質の土地に生息する他の種類のラベンダーとは異なり、コルシカ島の低木地帯で、ケイ酸を含有した土壌を起源とするラベンダー種です。名前の由来は、蝶の羽のような形をした花びらきています。多くの人が庭で育てているにも関わらず、そのエッセンシャルオイルはカンファーやフェノコンといった神経毒性を引き起こす成分を含有しているため、ほとんど使われることがありません。



以上、いくつかのラベンダーを比較しましたが、ラベンダーのエッセンシャルオイルの効果を最大限実感していただくために、YON-KAでは、希少価値の高い真正ラベンダー(Lavandula Angustifolia)を取り入れることにこだわりをもっています。
お客様がYON-KAの製品を日常的に使うことで、真正ラベンダーから抽出されるエッセンシャルオイルの数多くの自然の恵みを享受していただき、その素晴らしさを体感していただくことが私たちの願いです。

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